いよいよ、迫ってきました。
隅田川花火大会。
通な人は、「両国の川開き」とか
「両国の花火」って、言いますよね。
この花火大会、歴史がものすごく、長いんです。
「暴れん坊将軍」こと徳川吉宗が、1732年、死者を弔うために始め、
「鍵屋」と、そこからのれん分けした「玉屋」が
互いに、腕を競いあったといいます。
花火が上がるときに、叫ぶ決まり文句
「たまやー!!」「かぎやー!!」
っていうのは、これが由来ですね。
当初は、たった20発の打ち上げだったそうですが
今では、なんと約2万発ですよ!
日本全国はもとより、外国からも観光客が訪れる
実に100万人規模の、超巨大イベントになっています。
テレビでも、全国中継されますよね。
でも東京の方、東京に来られる方は、ぜひ生で見てください!
迫力が、全然違いますよ!!
ところで、過去の大雨の、隅田川花火を覚えてますか?
開始直後に、ゲリラ豪雨が襲い
わずか30分で、中止になってしまったんです!
これの意味するところは
花火ファンの、フラストレーションと、モチベーションが
例年になく、高まっている、ということです。
移動も、見物場所の確保も
例年以上の戦い、となることが予想されます。
でも大丈夫!
きちんと、準備しておけば!!
今回と次回は、2回にわたって、隅田川花火大会特集です。
今回は前編として
- 「打ち上げ場所」
- 「会場と最寄り駅」
- 「チケットの入手方法」
などなど、これさえ読んでおけば
初めての方でも、間違いなく現地に行けて
ちゃんと、花火を楽しめる、という基本情報をまとめます。
穴場情報など
お役立ち情報満載の後編も
あわせて、読んでおいてくださいね。
この記事の目次
隅田川花火大会の事前準備
まず最初に、地方から出てくる方に
念のためご注意です。
間違っても、「自家用車で行こう」なんて、思わないこと!
現場周辺は、交通規制・立入禁止の嵐です。
歩行者でさえ、近くの道は、一方通行になります。
早めに行くことも、大事です。
花火は、19:05から20:30までの、約1時間半ですが
いいポイントで、見ようと思ったら
朝から行動するのも、極端な話じゃありません。
ただ、人間は
1日中、トイレを我慢できる、生き物ではないことも
忘れちゃいけませんよね。
それと、詳しくは後述しますが
16:30から、交通規制が始まることも
念頭に置いておいてください。
それから、準備するものは、こちらです。
タオル複数枚
汗をふいたり、花火から火の粉が、落ちてくる場合に
顔を覆ったりと、大活躍します。
水で濡らしたものを、1枚入れておくと、役に立ちそうです。
そう荷物に、なるものでもないので
面倒臭がらずに、準備していきましょうね。
食料・飲料
サンドイッチやビスケット、スポーツドリンクなど。
せっかく、確保した見物場所を、軽食を買うために離脱するなんて
悔しすぎますからね。w
夜とはいえ、真夏の暑さを凌ぐためにも
少なくとも、水分補給のドリンクくらいは、持っていくべきですよ。
ただし、飲み過ぎて
トイレで離脱しないように、注意してくださいねw
カメラ・三脚
最近は、スマホでも、綺麗に撮れますし
すぐにツイッター等に、投稿できるメリットもあります。
でも花火の撮影は、シャッタースピードが、意外に遅いので
綺麗に撮ることに、こだわりがある人は
三脚が、欲しなるでしょう。
ただ、スポットを慎重に選ばないと
三脚を立てるどころでは、なくなる可能性もあります。
そういう方々は事前調査と早めの行動を…。
スマホ
ツイートしない方も、これ大事です。
隅田川花火のオフィシャルサイト(http://sumidagawa-hanabi.com/)を
ブックマークしておきましょう。
万一、当日になって、緊急のアナウンスがあった場合に
迅速に対応できますよ。
ただ、スマホは、バッテリー切れになりやすいので
待ち時間に、使い過ぎないように、注意してくださいね。
心配な人は、予備バッテリーもあると、心配なくなりますよ!
靴
これは、私からのご提案です。
靴を履かない人なんて、いない!
と言われそうですが。。。
浴衣に合わせて、慣れない草履や、下駄で行く人には
スニーカーを、持っていくことを、ぜひオススメしたいです。
情緒と風情の1時間半が、終わったら
また、家路という名の、戦いなのですから。。。
隅田川花火大会の会場と最寄り駅
次に、押さえておくべき、基本事項は
「会場」が、2つあることです。
「第一会場」の、打ち上げ場所は
桜橋と言問橋の間。
公式サイト(http://sumidagawa-hanabi.com/)によると
最寄りの交通機関は
東武鉄道・東京メトロ・都営地下鉄の「浅草」駅。
ただ、できるだけ、混雑を避けるには
たとえば、都営の「本所吾妻橋」駅とか
スカイツリーラインの「スカイツリー」駅から、あえて歩くのも、一案かも。
どちら側から、来るかによるから
各自、作戦を練っておきましょう。
花火は、隅田川の両岸
つまり、墨田区側と、台東区側から見ることができます。
さらに、台東区側にある、台東リバーサイドスポーツセンター野球場と
区立隅田公園の土手には、「特別協賛観覧席」が、設けられます。
この特等席については後で説明します。
「第二会場」の打ち上げ場所は、駒形橋と厩橋の間。
最寄り駅は、東武鉄道・東京メトロ・都営浅草線の「浅草」駅
または、都営大江戸線の「蔵前」駅。
こちらも、あえて「両国」駅か、「浅草橋」駅で降りる
という選択も、ありますね。
ひとつ手前で、降りたところで、大混雑なのは変わらないけれど
少なくとも、最寄り駅構内で経験する「最大混雑」は、避けられるでしょう。
隅田川花火大会のスポット選びと穴場
現地に着いたら、次はスポット選びです。
オフィシャルサイトから、「会場総合案内図」(できればPDFのほう)を
あらかじめ、ダウンロードしておくと、いいでしょう。
というのは、せっかく朝から、場所を確保していても
16:30に始まる交通規制で、そこが「立入禁止」になったりしたら
目も当てられないですからね。
ただ、実際には、人波に身をゆだねて
ぶらぶら歩きながら、観ることになる人が、多いでしょうね。
付近の下町風情を、楽しみながらの花火も、おつなものです。
とはいえ、隅田川花火大会にも、穴場はありますので
事前に調べておくのも、ひとつの手ですよ。
隅田川花火大会のチケット入手方法
さきに触れた「特別協賛観覧席」というもの。
これを手に入れるには、どうしたらいいんでしょうか?
実は7月には、もう今年の分は、もう売り切れてます。
勇者よ、戦いは、5月には終わっていたのだよ……。
どうしてもという人は
オークションなどで、探すと見つかるかもしれません。
来年以降のために、情報だけご紹介しておきますね。
墨田区役所が、「市民協賛者」というのを5月に募集するんです。
わかりやすい言葉で言えば、個人スポンサーですね。
ひとり当たり、5,000円~24,000円程度を払うと
特別観覧席に招待される、という仕組みです。
まさに、VIP気分。
でも、そんな指定席じゃなくても
ちゃんと、花火は見られますから、安心してください。
それでは、チャレンジャーの皆さんの健闘を祈って
よりディープな、後編へと続きます!!