ビアガーデン

パークハイアットのデリカテッセンで至高のビールを飲もう!

新宿中央公園の南側
3本の尖塔のような外観が、ひときわ目を引く
「新宿パークタワー」

日本を代表する建築家・丹下健三氏がデザインした、その高層ビルの
39階から、最上階の52階までが、「パークハイアット東京」

ミシュランガイドでは、最高の評価「5」を維持し続け
世界のVIPも愛用する、名実ともに一流のホテルです。

 

今回は、その「パーク・ハイアット東京」が贈る
至高のビアガーデンを、取り上げます。

「ビアガーデンガイド」的なサイトでは
他のビアガーデンと同じように、扱われていることが、多いけれど
よく調べると、かなり異質なんですよ。

その上質な空間と時間を、目いっぱい楽しむために、
ちょっと予習して、うんちくのひとつも、仕入れていきたいところです。

予備知識を持たずに、行くより
確実に、みんなの見る目が変わりますよ。

新宿のオススメビアガーデンの中でも
かなり、ハイレベルな、ビアガーデンですので
ぜひ、最後まで読んでくださいね!

 

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パークハイアット東京 デリカテッセンの特徴

「パーク・ハイアット東京」が
パークタワー1階に、常設している「デリカテッセン」
世界の一級品と、日本国内の最高級食材ばかりを集めた、グルメショップ。

その「デリカテッセン」が、「パーク・ブリュワリー」と銘打って
夏期限定で、主催する企画が、このビアガーデンです。

 

「でも……お高いんでしょう?」
と、お決まりのセリフが、思い浮かびますが
「飲み放題3,500円」という、魅惑的なお値段設定ですよ。

いやが上にも、期待の高まるところです。

 

一方、ビアガーデンとして見ると、異質な点も数多くあります。

  • 予約は受け付けない。
  • 開催時間が18:00~20:00の、たった2時間!
  • ビールが、なんだか聞きなれないブランド。

こういう点を見るだけで、
たとえば、小田急等のビアガーデンとは
明らかに、客層が違うことが、わかります。

 

「聞きなれないブランド」と、書いてしまいましたが、
クラフトビール・地ビールのファンにとっては
世界的に、有名なブランドなんです。

さっそく、その「特別なビール」
サンクトガーレンについて、紹介しましょう!

サンクトガーレンのビール

 

パークハイアット デリカテッセンのビールは日本初?

「パークハイアット・ビアガーデン」が提供する
特別ビールを、醸造しているのは
厚木にある「サンクトガーレン有限会社」

そう、日本初の、世界的有名ブランドなんです!

 

1990(平成2年)、岩本光生氏・伸久氏の親子
アメリカの手造りビールに感激し、「ぜひ日本でも!」と志を持ちます。

その時、歴史が動いたのです。

当時の日本では、酒税法上、
そうした、小規模のビール製造は、認められていませんでした。

既存の大手メーカー以外の者が
ビールを作ることは、「違法」だったのです。

 

ガチガチの既得権益と、規制の壁にぶち当たった、岩本親子は
しかし、夢をあきらめませんでした。

なんと、アメリカで、ビールを作り始めたのです。

 

やがて、このことが、アメリカで大きく報道されました。

「規制だらけの日本では
叶えることのできない、大志を抱く親子が
アメリカで、頑張っている!

 

このニュースは、日本でも、大きな議論を巻き起こし
1994年(平成6年)、日本で「地ビール」が解禁される、一因となった
と言われているんです。

サンクトガーレンがなかったら
現在の地ビール隆盛もなかった。。。
と言っても、過言じゃないかもしれないのです。

 

従来の、日本のビールの枠にとらわれずに、世界のホップを研究し、
その本来の香りや、味を追求してきた「サンクトガーレン」のビールは、
世界で、愛される存在になりました。

ヨーロッパの修道院をイメージした、古風なラベルは、
9世紀のスイスで、世界最初といわれる、醸造施設を持っていた
「ザンクトガレン修道院」に、ちなんでいるそうです。

 

パークハイアット・ビアガーデンの2つの特別醸造ビール

サンクトガーレンが
今回、「パークハイアット・ビアガーデン」のために
特別醸造したビールは、2種類。

フルーティーで軽い「パークブリュワリー・エール」
濃厚芳醇な「インペリアルIPA」です。

パークハイアット東京の二種類の地ビール

 

「パークブリュワリー・エール」
パークハイアット東京が、開業20周年を迎えることにちなみ
20種類のホップを使用

そこはかとなく、柑橘系のさわやかな香りが、広がりますが
実はこれが、ホップ本来の香り。

苦味が少なく、感じられるため
女性やビール嫌いの人にも、好まれる出来になっています。

アルコール度数は、4.8%ですね。

 

もうひとつの「インペリアルIPA」
インディア・ペール・エール(IPA)と呼ばれる種類の
濃厚で、苦味の効いたビール

アルコール度数も、8%と高めに仕上がっていて
飲みごたえのガツンと来る、フルボディ・ビールです。

こちらも、柑橘のような
あるいは、草原を思わせるような、ホップの香りが豊かです。

 

飲み比べてみたくなったでしょう?

普段、お飲みのビールとの違いを、ぜひ楽しんでください!

 

ちなみに、筆者の場合、やや甘党気味なので、
「パークブリュワリー・エール」の方が
飲みやすく、美味しく感じられて、好きですね。

 

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パークハイアットのデリカテッセンのメニュー

「さすが、パークハイアットのデリカテッセン!」
と唸らせるような、ワンプレート
ビールのおともに、供されます。

食事をする、というよりは
ビールを引き立てる、前菜という感覚ですね。

パークハイアット東京のビアガーデンのワンプレート

 

見た目も美しい、5品あるいは6品の、盛り合わせになっていて
毎回、テーマが決まっています。

今年(2017年)は、イタリアンな味覚
楽しませてくれるそうです。

こだわりの食材を、使用しているせいか
メニューは、公表されていません。

つまり、変更になる場合はありますが
冒頭の写真が、まぎれもなく、今年の内容です。

参考にしてください。

 

パークハイアットホテルのビアガーデンを楽しむコツとマナー

さて、いかがでしたでしょうか
「パークハイアット・ビアガーデン」。

「ワンランク上」どころか、セレブでハイソな香り漂う
とっても贅沢な、ひとときになるかと、思います。

 

ところで、パークハイアットという
かなり、クラッシーな場所での、食事ですから
ドレスコードが、気になるところですよね。

ところが、このビアガーデンに関しては
ジーパンやサンダル姿でも、入れてくれるそうです!

 

ただ、せっかくですから
ちょっとは、オシャレして、行きたいところですよね。

そのほうが、場を楽しむことができそうです。

ホテルでのドレスコード

 

あと、開催時間18:00~20:00
と、短いことにご注意を。

たっぷり楽しむコツは
18:00前に到着して、開店を待つこと!

 

ここに気をつければ
混雑しそうな日でも、スムーズにもてなしてもらえます。

実際、毎年この催しを、楽しみにしているファンは
皆さん、そうしているそうです。

 

喫煙については、ふだん店内では不可ですが
ビアガーデン開催期間中は、屋外のテラス席でなら、OKだそうです。

 

パークハイアット デリカテッセンの特別ビールを自宅でも!

これは余談ですが。。。

パークハイアット東京のオンラインショップでは
今回ご紹介した、「サンクトガーレン」の特別醸造ビール2種
なんと、お取り寄せ可能です!

もちろん数量限定、期間限定(8月31日まで)。

 

「どうしても飲みたくなった!
でも、どうしても行けない!」
という方は、急いでどうぞ!

「パーク・ブリュワリー・セット」、6本入りで3,200円です。

https://shop.parkhyatttokyo.com/products/detail.php?product_id=901.916

 

パークハイアット東京へのアクセスは?

ひときわ目立つ「新宿パークタワー」を目指して
進んでいけば、いいわけですが、
JR「新宿」駅からは、12分ほど歩くことになります。

大江戸線の「都庁前」駅からだと、徒歩8分

 

新宿駅からは、無料のシャトルバス
ほぼ20分間隔で、出ています。

乗り場は、新宿西口の「新宿エルタワービル」正面右手の歩道にある
「新宿パークタワー行」と書かれた標識。

帰りも、このシャトルバスを、利用することができます。

ただし、定員が9名なので
タイミングによっては、長めに待つことに、なるかもしれません。

 

でも、せっかく、特別なお酒を楽しみに
パークハイアットに、行くわけですから
いっそ、ハイヤーという選択も、アリかもしれませんよ!

 

パーク ハイアット東京1F「デリカテッセン」

【場所】新宿区西新宿3-7 ※新宿中央公園の南側
【期間】7月1日~9月30日(7月15日(火)はお休み)
【時間】18:00~20:00(ラスト19:00)
【飲み放題】(時間制限なし、料理付き)3,500円。
【電話】03-5323-3635(予約不可)
【サイト】http://tokyo.park.hyatt.jp/ja/hotel/news-and-events/news-listing/ParkBrewery2014.html

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