日常

秋雨前線の季節 梅雨前線との違いって何だろう?

テレビで天気予報を観ていると
「秋雨前線の動きですが・・・」
というのをお天気お姉さんが言っているのを聞きます。

何気なく聞いてましたが
ちょっと前までは、「梅雨前線が・・・」
みたいな天気予報だったと思います。

これ、ふと思ったんですが
秋雨前線と梅雨前線って何が違うんでしょうか?

昔学校で習ったような気もしますが
全く覚えてなかったので、調べなおしてみましたw

 

 

 

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秋雨前線って一体なに?

まず、秋雨前線とはなんぞや
というところからですね。

秋雨前線とは
「8月下旬から10月あたりにかけて降る長雨」
のことらしいです。

たしかに、この時期には雨が長く続くなーって感じが。

秋雨前線

この秋雨前線ができる原因なんですが
実は4つの高気圧が原因なんですよ。

  • 乾燥し冷たいシベリア高気圧
  • 乾燥し温かい移動性高気圧
  • 湿った冷たいオホーツク海高気圧
  • 湿った温かい太平洋高気圧

これらの高気圧らが冷たい高気圧を生み出し
夏の暑さを生み出していた太平洋高気圧とぶつかります。

その結果、高気圧同士の衝突により
大気が不安定になってしまい
雨が続くようになるんですね。

秋雨前線はこうやって生まれるんですよ。

 

秋雨前線と梅雨前線はなにが違うの?

さて、では本題の
「秋雨前線と梅雨前線の違い」
についてですね。

梅雨前線

違いと一口に言っても
様々な要素で違いがありました。

ですので、ある程度ポイントを絞って
比較してみました。

具体的には

  • 時期
  • 持続性
  • 規模
  • 雨の激しさ

というポイントですね。

 

時期について

秋雨前線が発生するのは
最初にも言ったとおり8月下旬から10月くらいです。

対して梅雨前線はというと
5月から7月くらいなんですね。

余談ですが、この「梅雨」という名前の由来ですが
これは「梅の実が熟す頃に降雨」
ということで付けられた名前らしいです。

 

持続性について

秋雨前線の梅雨前線との違いで大きなポイントとして
「秋雨前線は明確な区切りがない」
というのがあります。

梅雨の時期は「梅雨入り」「梅雨明け」
という始まりと終わりが明確ですよね。

ですが、反対に秋雨前線には
こういった始まりと終わりがはっきりとしていません。

そのため、「秋雨入り」「秋雨明け」というものは
実は存在しないんですよ。

 

規模について

秋雨前線は結構規模が小さいんです。

そのため、日本の周辺でしか見られない現象なんですね。

対して梅雨前線ですが
こちらは規模が秋雨前線よりも大きいので
なんと東アジア、東南アジア辺りでまで見られるんです。

 

雨の激しさについて

雨量に関してなのですが
これは梅雨のほうが激しいですね。

秋雨の時のほうが雨量はすくなく
しとしとと降り続くイメージです。

これは
湿度の高い空気同士がぶつかるのか
それとも湿度が高い空気と乾燥した空気がぶつかるのか
という差なんですよ。

当然、湿度が高い同士がぶつかるのは梅雨前線で
湿度が高い空気と乾燥した空気がぶつかるのは
秋雨前線です。

例外として、夏には台風が発生しますよね。

台風の影響を受けることで
秋雨前線が活発化することもありますよ。

 

こんな感じで、一口に梅雨前線、秋雨前線といっても
こんな違いがあるんです。

性質や時期がわかっていれば予定も立てやすいと思いますので
秋雨前線や梅雨前線が通過する時期を把握して
その後に備えましょうね。

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