軍事

海上自衛隊が誇る潜水艦の実力とは!?

戦いこそしないものの
実は世界でも、有数の戦力を、持っているという
日本の自衛隊

特に、周りを海に、囲まれているため
海上自衛隊は、非常に高い実力を、秘めています。

憲法第9条や、周辺諸国への配慮から
空母や、原子力潜水艦などの
最新鋭戦力を、持つことが出来ないのにも、関わらずです!

 

こと潜水艦に関しては
アジア随一の実力を、持っているのだとか。

そんな風にいわれても
イマイチ、ピンときませんよね。

スゴイスゴイと、言うけれど
いったい、どれだけ凄いんだよ、と。

まさか、自衛隊の潜水艦一隻で
相手の戦艦や、潜水艦を10隻は、沈められるとか!?Σ(゚Д゚)

 

そんな、妄想が浮かんできたら
もう、気になって、仕方ないじゃないですかw

なので、海上自衛隊の、潜水艦の実力
ちょっと調べてみました。

 

 

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潜水艦の保有数

噂の海上自衛隊の、潜水艦の実力を、探る前に
その戦力が、どれくらいあるのかを、見てみましょうか。

 

昔、とある偉い軍人さんが
「戦いは数だよ、兄貴ィッ!!」
と言ったように、戦いにおいて、数は非常に大切な要素になりますからねw

 

現状、海上自衛隊が、保有する潜水艦の数は
現時点で18隻で、全てディーゼル潜水艦になります。

つまり、海上自衛隊は、原子力潜水艦を
一隻も持っていない、ということなんですね。

海上自衛隊の潜水艦艦隊

 

では、今の情勢で、万が一戦う可能性がある
中国やロシアは、どうでしょうか。

まず中国の潜水艦保有数ですが
原子力潜水艦を8隻、通常潜水艦を63隻も保有しています。

なんと、純粋な潜水艦の保有数だけでも
日本の4倍近くあるんですよ。

 

ちなみにロシアは、原子力潜水艦が37隻
通常のディーゼル潜水艦が、28隻と合計で65隻
こちらも、ほぼ4倍近い保有数です。

【出典】国際戦略研究所(IISS)

 

日本が持っていない、原子力潜水艦を、いくつも持ってるだけでなく
その数も、4倍近くともなれば、勝てるわけがないじゃないか。

そう思ってしまいそうですよね。

ですが、事はそんなに、単純ではないのですよ。

 

原子力潜水艦とディーゼル潜水艦の違い

なぜなら、海上自衛隊は、その性質上
純粋に、原子力潜水艦を持つ必要が、なかっただけ
でもあるわけですから。

 

どういうことかというと
原子力潜水艦と、ディーゼル潜水艦には
たがいに、メリット・デメリットが、存在するのです

それを見極めれば
海上自衛隊が、そもそも、原子力潜水艦を持つ必要がない
ということが、分かるはずです。

 

原子力潜水艦のメリット・デメリット

まず原子力潜水艦のメリットとしては

  • エンジンを動かすのに、空気が必要ないので、長期間潜航することができる。
  • 燃料切れの心配がない。
  • 速度が早い。
  • 出力が大きいので、大型にしやすく、武器の搭載量を多くできる。

というものがあります。

 

反対にデメリットとしては

  • ディーゼル潜水艦よりも、騒音が大きい。
  • 排熱も激しいため、浅い海では、見つかりやすい。
  • 建造費や、維持費などの、コストが高い。

といった感じです。

これが、原子力潜水艦の特徴というわけですね。

 

ディーゼル潜水艦のメリット・デメリット

逆に自衛隊が、主力にするような
ディーゼル潜水艦の、メリットはというと

  • バッテリーとモーターを、利用するので、航行時の騒音が小さい。
  • 原水よりも、建造費や維持費などの、コストが安い。

という感じです。

逆にデメリットとしては

  • 出力が弱いので、速度が遅く、大型化もしづらい。
  • ディーゼルエンジンで、バッテリーを充電する必要があり、潜水は2週間が限度

 

といった感じですね。

 

まとめると、原子力潜水艦は
深い海で、ずっと潜りっぱなしの戦いを、するのであれば
ディーゼル潜水艦よりも、有利な性能といえます。

しかし、日本近海のような
浅く、狭い範囲を守るためであれば
目立ちづらく、速度も必要ない、ディーゼル潜水艦で充分なのです。

 

これって、車でも時速300km出るが、大きくてゴツい車よりも
時速120kmくらいまで走れて、曲がりやすい小型の軽自動車のほうが
日本の狭い道路で、使いやすいのと同じですよね。

要は、その環境に合わせた、装備であれば
必ずしも、高性能である必要は、ないってことです。

 

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潜水艦乗りの実力

さらに言えば、海上自衛隊のほうが
中国人民解放軍よりも、練度も高いと言えます。

理由としては、政治体制ですね。

 

日本は、軍事アレルギーの気が、あるとはいっても
民主主義の国です。

なので、通常の訓練であれば
問題なく、普通に行うことが出来ます。

むしろ、この動画のように
潜水艦の訓練時の様子を、一般に公開することすら、ありますからね。

海上自衛隊恐るべしです。

 

しかし、中国で言えば、そう簡単にはいきません。

彼の国は、中央集権型の社会主義国家のため
国民に、下手なところを見せることが、出来ません。

弱々しいところを見せて、侮られてしまうと
そこから革命や、反乱に繋がることも、ありますからね。

 

なので、大々的に演習を行うことも出来ず
思い通りに訓練をして、練度を高めることができません。

そのため、訓練量の差が、そのまま練度の差にも繋がるでしょう。

 

さらに言えば、日本の海上自衛隊は
冷戦時代から、アメリカの同盟国として
ソ連の太平洋艦隊に対して、索敵を繰り返してきました。

そのため、対潜水艦の練度や装備は
世界でも、トップクラスのものを、持っているわけなのです。

 

まとめ

こうして、世界第二位の大国である、中国と比較しても
「防衛」という点でなら、全然負けない
ということが、分かってもらえたら嬉しいです。

 

繰り返しになりますが、某ガンダムの、偉い将軍様は
「戦いは数だよ、アニキぃ!!」
と叫んでいました。

ですが、環境を見極めて、練度も高めれば
数で負けていても、戦いには勝てるものなのです。

 

もちろん、実際に戦う事には、なってもらいたくありませんが
近年は、相手の潜水艦に相性のいい、ヘリコプターを多数搭載できる
ヘリ空母も、どんどん配備していっています。

いざというときには、しっかりと日本を、守れるだけの力がある。

それを知っておくだけでも
価値になるのでは、ないでしょうか。

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