軍事

自衛隊の給料・階級での違いは?手当てを入れるとオイシイかも!

自衛隊といえば、厳しい訓練をやらないといけなく
そのために、なりたがらない人も多いと聞きます。

しかし、その厳しさに見合ったお給料がもらえて
年収的にも、美味しいというのであれば
自衛隊に入ることも、考えてもいいと思いませんか?

自衛隊の給料

 

実際、いまでは自衛隊は
特別職の国家公務員とされています。

いまのような、不況の時代には
安定的な給料を得ることもできて
ある意味で、自衛隊は勝ち組とも言えるかもしれませんね。

 

ご想像の通り、今は民間の企業よりも、公務員が安定していて
「良い職」と言えるかもしれませんが
自衛隊の給料って、どれくらいなんでしょうか?

気になりますね・・・ということで、調べてみました。

 

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学歴での自衛隊の給料

実際の自衛隊の給料についてですが
学歴によっても、差がでてくるみたいですね。

 

まず高卒の場合ですが
将校(最高2等陸佐だとする)では
最後の給料が、総支給額が800万円ほどになります。

それに対して、大卒で将校(最高1等陸佐から上とする)になると
最後の総支給額は1000万円ほどになります。

もし高卒で陸曹で入って、陸曹長級になると
最後の給料は、700万から600万円になるとのことでした。

 

金額がどうこう、というよりも
階級がどこまで上がれるか、が重要なようです。

階級は、幹部候補試験や昇格試験を受けて、合格すれば上がれます。

 

厳しいレンジャー訓練を経て、レンジャー部隊にいた友人(大卒)は
幹部候補試験の面接で落ちて、自衛隊を辞め、
今は、誰でも名前を知っているような会社に勤めています。

かつてお付き合いをしていた方
(高卒ですが日本航空高等学校卒業生で)
も昇格試験を受けようとしてました。

彼らは、いつも澄ました顔をしたはずの人なのに
試験の前になると、さすがに大変そうでしたね。

 

そうやって、試験前にはみんな大変そうにしてたので
やっぱり簡単な試験ではなさそうです。

 

階級ごとの自衛隊の給料

学歴での自衛隊の給料を紹介しましたが
先程も、すこし触れたように
階級がどこまで上がれるかが、給料にも響くようですね

それだけ、階級によっての自衛隊の給料は
変わってくるということなのですよ。

 

では実際には、どれくらい給料が変わってくるのか

それを調べるために
以下に、上の階級の方々から、一番下の階級の方々
それぞれの給料を、月収でまとめてみました。

 

将官級の自衛官の給料

陸・海・空将(中将にあたります)など。

月収は約72万~120万円。。。

 

うらやましいですね。

でもこの方々は、階級がとても上の幹部なので、
そういうものなんでしょう。

自衛隊の将官

 

彼らの一つ下の階級で、将補という階級の方々は、
月収で、約52万~91万円

補がつくだけで、大分下がりますが、
それでも、一般人にはうらやましい額ですね。

 

佐官級の自衛官の給料

一佐から三佐までで、順に
大佐・中佐・少佐と同じような階級です。

 

1等陸・海・空佐は、月収約40万~56万

このあたりの給料になると、40代くらいの人なら
民間の会社でも、いるかもしれませんね。

 

2等だと、約月収35万~50万
3等だと、約32万~48万

30代直前の私でも
少し、現実味のある数字になってきました。

自衛隊の佐官の階級章

 

「機動戦士ガンダム」のシャア
一年戦争の最後には、大佐にまで昇格していました。

この階級を、自衛隊に当てはめると
「一佐」にあたるんですね。

当然、エースパイロットなんで、
手当はいろいろ付くのでしょうが
彼の月収は、40~56万くらい。

割りとリアルな給料ですが
現実は、とてもキビシイのですよ・・・。

 

尉官級の自衛官の給料

尉官級は、1尉から3尉までで
大尉・中尉・少尉と同じ階級です。

上から順に
約27万~46万、25万~45万、23万~44万。

 

ここまで来ると、3階級で
そんなに急激な金額の上下が、なくなりましたね。

このあたりでは
少し大きめの企業で、30代くらいの方々であれば
珍しくない金額かと思います。

自衛隊の尉官

 

ちなみに准尉は、尉とつくものの、
尉官級の幹部には、含まないとのことです。

この准尉の場合の月収は
約23~45万で、3尉(少尉)と同じくらいです。

階級的にも、もう一歩ってとこなんでしょうね。

 

下士官の自衛官の給料

下級士官としては、
曹長、1曹(≒曹長)、2曹(≒軍曹)、3曹(≒伍長)
という4つの階級があります。

彼らの月収は、それぞれ曹長から順に
約22万~43万、22万~42万、
21万~39万、19万~31万

 

下士官は、自衛隊の中でも一番数が多く
自衛隊の中核を担っている層なのだとか。

そういう状況も反映してか
お給料の額も、一般の平均と近しい金額になってますね。

しかし、軍曹といえば
やっぱり、自衛隊でも「鬼軍曹」な感じなんでしょうかw

自衛隊の軍曹

 

兵卒の自衛官の給料

兵卒の階級には
士長、1士、2士、3士があります。

それぞれ士長から順に、
17万~24万、18万~19万、16万~17万
となっています。

 

この辺りの階級になると
普通の会社の新入社員と比べても、お給料的には大差はありません。

年々階級とお給料が上がっていくので
昇給は早いですが。

自衛隊の兵卒

 

ちなみに筆者が、大分前に付き合っていた方々は
3曹さんと士長さんでした。

当時の私が大学生だったこともあり
デート代を、毎回出してくれていたのですが・・・

今にして思うと、申し訳なかったかな・・・。

 

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自衛隊の手当て

これは、自衛隊だけではないのですが
基本給としての月収以外にも
いろいろな手当てが、付くことがあります。

自衛隊の場合は、とくに危険な仕事も多いので
手当てが充実してることでも、有名ですね。

月収が低く見える階級でも
この手当てを入れると
意外と給料は多かったりすることもありますね。

 

そんな自衛隊の手当てについて
最もメジャーなもの2点を記載します。

 

地域手当

地域手当と言って
民間賃金水準を反映する、
という手当てが、あります。

これは、他の会社にも
あるところはあると思いますが、
赴任先の物価などに合わせて、賃金がプラスされるものです。

 

東京や沖縄だと
リアルに物価が倍近く違ったりもしますからね。

そういった不公平感をなくすために
この地域手当で、調整をかけてるわけですね。

 

期末・勤勉手当

いわゆるボーナスにあたります。

この手当の額としては
基本給の3.5か月分支給されます。

 

支給に関しては、ランク付けをされ、
イラク派遣などの時に派遣された方々
この分の手当てが付加されたと聞きました。

しっかり働いた人に
その分に応じて、お給料を支払うというわけですね。

 

まとめ

こうやって、階級毎に自衛隊の給料を分けてみると
結構、差が大きいものですね。

 

下の階級の時は、ちょっと安いかな
なんて、思ったりもしましたが
トントンと、昇格するようですし。

手当ても含めると
それなりに、良い年収になるみたいですね。

 

とはいえ、自分の身を危険に晒してまで
日本の防衛をしてくれているのですから
全然、納得のいくことだと思います。

 

少なくとも、給料的な不安はないようですので
自衛隊に興味のある方は
入隊を考えてみても、いいかもしれませんね。

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