高尾山は初心者でも登りやすい山として
昔から親しまれています。
最近では、都心から近くに存在するのに
大自然を残している場所としてミシュラン三ツ星を
獲得したことでも有名ですね。
世界中から観光客が訪れるようになり、
年間を通して混雑することが多くなりました。
その高尾山にある薬王院勇有喜寺は
1200年以上前である天平16年に、聖武天皇が命じて
東国鎮守の祈願寺として造られました。
高僧行基菩薩により、高尾山が開山された当初には
ご本尊を薬師如来にしたので
薬王院という名前になったそうです。
現在、高尾山薬王院勇有喜寺は「成田山新勝寺」「川崎大師平間寺」と
並び、関東三大本山の一つです。
また高尾山は、あの鼻の長い赤顔の天狗を祀った
天狗信仰の霊山として有名です。
- 除災開運
- 招福万来
- 災厄消除
- 衆生救済
というようなご利益があります。
天狗様が持ってるうちわを模した
開運天狗うちわを買われる方も多いですよ。
余談ではありますが、高尾山は修験道のお山としても
有名で、琵琶滝と蛇滝の二つの滝修行は、一般の方でも
修行できるそうです。
暖かい季節にいかがでしょうか?
それでは高尾山薬王院有喜寺の初詣の情報を見てみましょう。
高尾山薬王院勇有喜寺の初詣情報
- 住所:東京都八王子市高尾町2177
- 最寄り駅:京王線高尾山口から徒歩約70分
車は八王子ICから国道20号線沿い約20分
高尾山発山口からケーブル利用する場合は徒歩20分
高尾山山麓駅からリフト利用する場合は徒歩30分 - 駐車場の有無:あり
- 電話番号:042-661-1115
駐車場は国道20号線沿いに薬王院祈祷殿駐車場があり、
250台分のスペースがあります。
8時から16時までで1日500円です。
しかし、3が日は大変混雑するので、
マイカーは避けた方が無難です。
正月の行事としては「新春開帳大護摩供」と
初日の出を迎える「迎光祭」があります。
参道の杉並木は天平16年から樹齢700年もの時を経て、
八王子八十八景に選ばれているので、ぜひご観賞下さい。
本社権現帝は東京都指定有形文化財でもあります。
また、寺院の中にも鳥居がある、神社建築にも
注目してみてくださいね。
高尾山薬王院勇有喜寺への初詣の混雑状況
高尾山薬王院勇有喜寺の初詣の人出は、約27万人と言われています。
明治神宮の初詣の1/10とはいえ、
高尾山薬王院勇有喜寺の初詣も、かなりの混雑が予想されます。
山道はそれほど広くはないので、時々整理のために
止められることもあるようです。
そして、忘れてはならないのは
あくまでも登山のつもりで上ってくださいね。
初詣の時期は、冬の山道でとても寒くなりますから、
軽装は禁物です。
大晦日の夜11時ぐらいから元旦8時くらいまでは
高尾山薬王院勇有喜寺の初詣でも、混雑のピークです。
初日の出を拝もうとする方が多いのですが、
日の出が見られる場所はそれほど広くないので
場所取りが必要です。
初日の出が6時45分とされているので
3時か~4時ぐらいには到着していた方が良いでしょう。
ただし、天候に左右されることも否めません。
ケーブルを利用する場合も、三が日は1時間から
一時間半は待ちますので、覚悟が必要です。
リフトもありますが、こちらは元旦のAM5:30からの
運行なので、初詣で日の出を見たい場合は
徒歩かケーブルしかありませんね。
それでは、ケーブルカーの運行状況をお知らせしましょう。
- 12/31:8時から終夜
- 1/2:5時から18時
- 1/3:6時から18時
15分間隔で運行していますが、混雑時は7分間隔
になるそうです。
先ほども触れましたが、大晦日から元旦にかけては
高尾山薬王院勇有喜寺も非常に混雑します。
しかも、高尾山薬王院勇有喜寺は
山道を登らなくてはならないので、
体調も考えながら、寒さ対策も怠らないようにしてくださいね。
2日目、3日目になると少しずつ、
混雑しているとはいえ、
道が進まないということはないようです。
まとめ
三が日の参拝も良いですが、それ以降でも
天候のよい日を選んで、山の空気を吸いながら
ゆっくりと高尾山薬王院勇有喜寺に初詣をすると良いでしょう。
山頂付近にはお土産もたくさんありますので、初詣でなくとも
選びとしても高尾山薬王院勇有喜寺は、楽しいと思います。
それでは、気をつけて2017年の高尾山薬王院勇有喜寺に初詣してきてください。