生まれたばかりの赤ちゃんは
その姿を見ているだけで幸せになれちゃいます。
特に乳幼児くらいの小さな子だと
何時間見ていても飽きないくらいで
頬もニヤけっぱなしになりそうですよね。
そんな人生で最高の宝物とも言える赤ちゃんが
ある日、突然死んでしまう恐ろしい病気があるんです。
可愛い我が子がそんな事になってしまったら
どん底の絶望を味わってしまうことになります。
そうならないためにも
この恐ろしい病気「乳幼児突然死症候群」を知り
予防と対策ができるようになっておきましょう。
乳幼児突然死症候群とは
この赤ちゃんを死に至らせる恐怖の病気は
「乳幼児突然死症候群」というものなんです。
もう名前から、子供がどうなってしまうのか
恐ろしい想像ができてしまいますよね。
この乳幼児突然死症候群とは
別名、SIDSと呼ばれている病気です。
現在わかっている情報をまとめてみました。
病名:乳幼児突然死症候群
別名;SIDS(Sudden Infant Death Syndrome)
発症確率:6,000~7,000人にひとり
発症する期間:生後2ヶ月~6ヶ月
この乳幼児突然死症候群は
名前に「突然死」とあるように
本当に何の前兆もなく、急激に死んでしまうようです。
そのため、気づいてあげられなかった
と悔やむお父さんお母さんが多いようですね。
乳幼児突然死症候群の予防と対策
この病気、何が恐ろしいかって
どうしたら発症するがわかっていない
原因不明の病気なんですよ。
我が子を襲う病魔の原因が分からないなんて
ほんとうに恐怖以外のなにものでもありません。
しかし、統計を取ってみると
因果関係がありそうなものもいくつかあるんですよ。
まず、乳幼児突然死症候群を発症した子供の割合が
比較的多かったのは
- 男の子
- 早産児
- 性出生体重児
- 冬の時期、早朝から午前中
- うつ伏せ寝
- 両親が喫煙者
- 人工栄養児
という状況です。
あくまで統計でのデータではあります。
しかし発症した子の多くが当てはまるのであれば
裏を返せすと、これに気をつければ
この病気になる確率を抑えることができますよね。
つまり
- 仰向けに寝かせる
- 禁煙する
- できるだけ母乳で育てる
ということをするだけで
乳幼児突然死症候群が発症するリスクを
いくらか抑制する事ができるわけです。
この育て方は
特に乳幼児突然死症候群を考えなくても
望ましい育児の習慣であると言われてます。
予防の意味も込めて
こういった育児習慣を身につけておくと
元気な子どもとしてスクスク育ってくれるでしょうね。
かわいい赤ちゃんを
しっかりと育ててあげてくださいね。