スポーツ

バースの悲劇に引きずられない最多本塁打に近い選手は?

日本は島国だったがために
外国人に対して閉鎖的だと言われています。

もちろん、近年は少しずつ改善されてると思いますが
スポーツ界の中でもその傾向はまだまだ強いですね。

ウラディミール・ヴァレンティン選手

この閉鎖的な姿勢が顕著なのが
プロ野球での最多本塁打記録に関してです。

この記録が更新されそうになると
毎回のように、とある問題が勃発してくるんですね。

 

 

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閉鎖的な日本球界での悲劇

実は最多本塁打記録が外国人選手に破られそうになると
球界の中で圧力がかかるようなのです。

現在のシーズン最多本塁打記録の保持者は
ソフトバンクホークスの球団会長である
元読売巨人軍の王貞治選手でした。

当時、巨人の選手として活躍していた時に
1シーズンで55本のホームランを打ってました。

 

この記録は、過去数回
近鉄のタフィー・ローズ選手や西武のアレックス・カブレラ選手が
タイ記録を打ち立てて、更新まで王手をかけていました。

ですが、あと一本に迫ると
敬遠ばかりされるようになり
まともな勝負ができずに終わるようになるんですね。

これは過去に阪神のランディー・バース選手が
54本のホームランを打ち、記録に王手をかけていた時も
同じように敬遠されていたようです。

ランディー・バース選手

バース選手自身が
「私は外人だから、記録達成はムリだろう」
と予想しており、実現してしまっています。

この事件は、バースの悲劇として
球界の負の側面とともに語り継がれています。

 

このように、外国人選手が記録を更新しようとしても
球界で圧力がかかってしまうようです。

最近記録に迫っている
ヤクルトのウラディミール・バレンティン選手も
更新間近でこの問題にぶつかるでしょう。

 

いま1番最多本塁打に近かった日本人選手は?

そう考えると、更新される可能性が高いのは
日本人選手が記録に近づいたときです。

しかしながら、2013年までの記録を見てみると
日本人で王貞治選手の55本本塁打の次点は
野村克也選手の52本。

同じく落合博満選手の52本。

次いで、小鶴誠選手の51本
少なくとも平成になってからは
誰一人射程圏内に入った選手はいないのです。

(平成での日本人記録は
松井秀喜選手の50本になります)

松井秀喜選手

外国人選手だからと勝負を避けないで欲しいのは
当然のことです。

とはいえ、やはり日本球界では
日本人選手にもっと活躍して欲しいのも本音です。

いつまでも過去の記録にとらわれず
どんどん乗り越えていく日本人選手が
新たに排出されていくことを期待したいですね。

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