インフルエンザ 医学

タミフルの予防投与の効果は?保険適用や副作用について

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タミフルを予防投与する
インフルエンザに対して、効果がある
という話を聞いたことがありますか?

インフルエンザを治すだけかと思っていましたが
タミフルには、予防効果もあるようなのですよ。

 

インフルエンザの予防といえば、通常は予防接種
思い浮かべる方が多いと思います。

それと手洗い、うがい、マスクというのが
一般的に行われる予防対策ですよね。

 

また、インフルエンザにかかってしまったら
病院に行って、タミフルを処方してもらう。

ここまでは、どなたでも知っていることでしょう。

 

ですが、逆にタミフルは、予防投与でも効果がある
ということは、知らないひとも多いでしょう!

私自身、これを知ってビックリしました。

 

さあ、ここではタミフルを予防投与に使うということについて、お話したいと思います。

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タミフルの効果

タミフルのシロップ

まずは簡単にタミフルについて、説明しましょう。

 

タミフルは、1996年に
スイスのロシュ社で、開発されました。

日本では2001年に承認されて、
ロシュ社の子会社である
中外製薬が独占販売しています。

これだけ聞いても、
日本では、多くのタミフルを保有しているわけではない
ということが、容易に想像できますね。

 

タミフルは、インフルエンザウィルスに対して
ウィルスの増殖を抑える作用があります。

 

現在、タミフルは

  • 「カプセル75」
  • 「タミフルドライシロップ3%」

という2種類のものが、多く使われています。

 

「カプセル75」というタミフルは
カプセル状の形状をしています。

それにたいして、「タミフルドライシロップ3%」
水で溶かして服用するタイプですね。

 

僕の周りではカプセル型の方が、多く使われていたような気がします。

特に苦さなどを感じなくて済むので
薬が苦手でも、抵抗なく飲めて助かりました。

 

ちなみに、シロップのタミフル
通常は、子供に処方されています。

処方される量も体重によって、増減しているようですね。

ドライシロップは、湿気を嫌いますので、
保管には、注意してくださいね。

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タミフルの予防投与の方法

タミフルの治療投与については
もう、知ってのとおりです。

今回は、タミフルを予防に使う場合について
ご説明していきますね。

 

例えば、以下の様な場合に
タミフルを使用すると、効果があります。

  • 家族がインフルエンザにかかってしまった
  • 病院や施設で働いている
  • インフルエンザにかかっている人に接触してしまった

 

こういった場合に、タミフルを予防投与すると、
感染前でも、効果があるわけですね。

とはいえ、あくまで予防なので、
かかってしまわないようするための投与です。

当たり前ですね(--;)

 

ただし、一般的には、同居している人が、
インフルエンザにかかってしまっていて、
さらに、インフルエンザによるリスクが高い人

例えば、

  • 65歳以上の高齢者
  • 慢性呼吸器や慢性心疾患のある方
  • 糖尿病などの代謝性疾患のある方
  • 腎機能障害の方

このような人に、
予防投与用のタミフルが、優先的に処方されます。

 

インフルエンザにかかった人に接触した場合、
2日以内に開始しなければ、十分な効果が見込めませんので
どうしても、優先が設定されるのですね。

 

予防投与で、タミフルを服用する場合、
タミフル75mlを1日一回、7日~10日投与します

 

ここで、問題になることがあります。

タミフルは病院で処方してもらう薬です。

日本には、300万人分のタミフルが用意されているそうですが、
インフルエンザが大流行した場合、
予防投与用のタミフルまでは、確保されていないのです。

 

ですから、どうしても予防投与のためのタミフルが欲しい場合は
病院などに、問い合わせてから行った方が良さそうですよ。

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タミフル予防投与の効果

先ほども触れたように、タミフルは、
インフルエンザウィルスを抑える効果がある薬です。

ですから、予防でタミフルを使用する場合、
飲んでいる期間にしか、効果がありません。

 

また、10日以上飲み続けることも出来ませんので、
注意してください。

インフルエンザのシーズンを、まるまる予防出来る
というものではないのです。

 

家族がかかってしまって、
インフルエンザの予防に困っている受験生などは
医療機関に相談してみてください。

 

タミフルの予防投与での保険適用

残念ながら、タミフルを予防投与に使う場合
保険は、適用されません。

国内に、それほど豊富な数がないので
保険まで適用してしまったら
速攻で備蓄がなくなってしまいそうですもんね。

予防がしたいのであれば
ワクチンでのインフルエンザの予防接種もあり、保険も適用されるので
そちらのほうで、補っておきましょうか。

 

それでも、タミフルの予防投与をするのなら
1日にカプセルを1個飲むようにし
それを7日~10日ほど続ける必要があります。

そう考えると、予防のための費用としては
大体、7,000円位から10,000円位かかるようです。

結構な金額ですが
これを高いと見るか、安いと見るかは
自分への、インフルエンザの予防の重要性次第ですかね。

 

予防投与のタミフルについては
病院によっては多少違うと思いますので、
確認してみてくださいね。

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タミフルの予防投与での副作用

タミフルでの大きな副作用については
今のところ、あまりないようですが、
以下の様なものが、報告されています。

  • 吐き気
  • 腹痛
  • 下痢などの胃腸障害

このあたりは、治療でタミフルを使った時と
予防投与でも、変わらない副作用のようですね。

 

まあ、薬の成分は変わらないので
当然といえば、当然かと。

ごく稀に肝臓障害、や皮膚障害、また、出血性大腸炎など、
重症化する人もあるようです。

 

あと、タミフルの副作用で気になるといえば異常行動ですよね。

特に、10代の若い人
この異常行動がみられることがあります。

テレビなどのニュースでも話題になったので、
ご存じの方も多いでしょう。

あれ以来、10代の人たちにタミフルを処方することは
少なくなっていますが、注意が必要でしょう。

 

まとめ

予防投与にも効果があるとは
タミフルは、インフルエンザへの秘密兵器ですね。

色々とみてきましたが、どのようにお感じになりましたか?

 

さっきまでみてきたように
タミフルは予防投与で使っても
効果が高いようです。

ですが、保険が適用されないので、費用的な面や
副作用の心配もある
といった不安もでてきます。

特別の事情がない限りは、
シーズンを通して、早めにインフルエンザの予防接種を受ける
という予防してはどうでしょう。

 

また、日々の手洗い、うがい、マスクの着用など
身近にできることで、予防出来たらいいですね。

どうしてもインフルエンザにかかれない年だけ
タミフルの予防投与に頼る
という感じにしておきましょう。

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