日常

正月にはしめ飾りを!意味と由来は神話から!?

お正月になると、ほとんどの家庭で
玄関に、しめ縄が飾られますよね。

あれが飾られると
一気に家が、お正月モードになりますよね。

お正月のしめ縄を飾ろう
門松ともなると、その大きさ的に
アパートやマンションでは
自分の家に飾れない、ってことも多いでしょう。

でも、しめ縄だと
玄関のドアに、引っ掛けるだけなんで
簡単に飾れる、というのも、やる家が多い理由なんでしょうね。

 

で、僕もご多分に漏れず
しめ縄を飾ろうとしたのですが
いくつか、困った事が。。。

いつから、飾りだせばいいのか
飾るときのルールがあるのか
など、なにも分からなかったんですよ。

それどころか
アレにどういう意味があるのかも
全然知らないですからね(´・ω・`)

 

さすがに、このままではマズいだろう
と思ったので、急いで調べてみました。

 

 

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しめ縄の意味

藁(わら)を束ねた、お飾りのしめ縄。

感じでは注連縄七五三縄とも書きます。

 

あのしめ縄は、何故飾るのでしょうか。

その意味は、というと
悪いものが、入らないようにする結界
なんですね。

 

しめ縄って、お正月以外にも
神社などで、見たことあると思います。

あれは、出入り禁止の場所なんかに、飾られて
外と内との、境界を示すもの、となってるんですよ。

新年に、その境界線を、玄関に引くことで
疫病神や、不浄なものが
家に入ってくるのを防ぐ、という意味があるんです。

 

また、しめ縄の各パーツにも
それぞれ、意味があるので
それについても、說明していきますね。

 

藁(わら)

しめ縄の、大部分を構成する、藁ですが
これは豊作への願いを意味します。

そのため、この藁は
稲の藁を使って、編まれるのが基本ですね。

しめ縄に使われる藁の意味

使うのが、稲というあたりが
稲作に古くから、親しんできた
日本らしいですよね。

 

紙垂(しで)

この白紙で作られた飾りは
魔除けの意味があります。

この紙垂を飾ることで
神域であることを、魔物に警告する
という効果があるんですね。

しめ縄の紙垂の意味

魔物にとっての
「ここから先、立入禁止」
という、看板みたいなものでしょうかw

 

橙の実(だいだいのみ)・譲葉(ゆずりは)

この橙の実と譲葉は
ともに同じ意味を持っています。

しめ縄の橙の意味

その意味とは
ふたつ合わせて「代々譲る」となり
子孫繁栄を、祈っているわけです。

 

子どもたちが育っていき、家督を譲れるように
という意味で、一緒に飾られてるんですね。

この組み合わせを考えた、昔の人は
かなりセンスがあると、思ってますw

 

裏白(うらしろ)

裏白は、その名の通り、裏まで白いことから
心まで白い、誠実・清廉潔白である
ということを、象徴しています。

しめ縄の裏白の意味

心がきれい、という人のところでないと
神様も、わざわざ行きたくないですよね。

そのために、この裏白で
自分の潔白を、示しておくわけです。

自己申告ってところが
ちょっと面白いですがw

 

しめ縄の由来

もともとのルーツは
日本の神話に登場する
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の、お話に登場します。

昔、日本を作ったと言われる
天照大御神には、暴れ者の弟
素戔嗚尊(すさのうのみこと)がいました。

この弟のいたずらに、怒った天照大御神は
高千穂の天岩戸という祠(ほこら)に
閉じこもってしまうんですね。

天照大御神が隠れた天岩戸

 

天照大御神は、太陽の神様なので
彼女が隠れてしまうと
太陽も隠れてしまい、ずっと暗いままになってしまう。

これに困った、他の神様たちは
お祭り騒ぎをして、天照大御神の気を引き
なんとか、再び彼女を、外に連れ出すことに成功します。

 

その後、天照大御神が
再び、天岩戸に引きこもらないよう
しめ縄を張り巡らせたことが、起源だと言われています。

 

このお話、子供の頃に絵本で読んだことがある!
なんて、ちょっと興奮してしまいました。

日本人が、お祭り好きなのは
神話の頃から、変わらないんですねw

 

とにかく日本の神話が、由来になっているくらい
古くから、風習として残っており
日本に根付いている文化、というわけですね。

 

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飾る時期

さて、しめ縄の意味が分かったので
飾ることの大切さがも、理解してもらえましたよね。

その御利益を発揮してもらうためにも
ちゃんとした、飾るべき時期に
しめ縄を飾ってもらいたいです。

 

実際に飾る時期、というのは
門松を飾る期間と、ほぼ同じと考えればいいです。

しめ縄は門松と同じ時期に飾る

 

 

具体的には、飾りだすのは
12月の27日か28日です。

片付けるのは
松の内である7日、という感じです。

 

逆に、この日から飾りだしてはいけない
という日は、12月29日と31日ですね。

その理由については
こちらも門松と同じなので
門松の飾り方の記事を読んでみて下さい。

 

ただし、三重県の伊勢志摩地方
一年中飾ってるそうです。

これは、この地域独特の風習
不幸があるまで、しめ縄を飾っておき
何かあると、その上からしめ縄を重ねます。

 

この特別な地域でなければ
基本は、先ほどのとおり
12月27日くらいから、1月7日までですね。

 

まとめ

自分たちのスペースが確保しづらい、住まいの中にあって
しめ縄は、手軽に飾ることのできる
お正月らしい、お飾りのひとつじゃないでしょうか。

1年の始まりに、神様を自分の家に呼ぶための
非常に大切な、目印でもありますし
飾らない、という選択肢は、正直ないと思います。

 

せっかく、こうやって
しめ縄について、色々と知ったのですから
ちゃんと、時期も守って、飾ってくださいね。

意味も分かってやってるので
きっと、ご利益もあると思いますよ。

 

あなたの1年が、良いものになりますように。
いいスタートを切れるように、頑張りましょうね!

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