ノロウイルス 医学

ノロウイルスの潜伏期間は?期間や症状では見極めづらい

ノロウイルスには潜伏期間があるって
知っていましたか?

 

冬になるといろんな感染症や
ウイルスが蔓延します。

特に、最近の冬に大流行するノロウイルス。

以前から、その存在は認められていたのですが、
ノロウイルスという名前がついたのが、最近なのです。

ノロウイルスの潜伏期間の症状

 

今までも
ノロウイルスという名前ではなかっただけで、
感染者はでていたのです。

牡蠣などの二枚貝に、多く潜んでいるウイルスですが、
消毒されていない井戸水など、
身近なところにも、感染の可能性はあります。

しかも、ノロウイルスには潜伏期間があるので
気づかないうちに感染していた
なんてこともあるかもしれません。

 

ですので今回は
ノロウイルスの潜伏期間について
ご紹介いたします。

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ノロウイルスの潜伏期間

ノロウイルスは、感染してしまっても
すぐに発症することはありません。

潜伏期間があり、時間差で発症するのですね。

ちょうど、時限爆弾を抱えているようなものです。

 

じゃあ、そのノロウイルスの潜伏期間はどれくらいなのか
ということをお話する前に
そもそも、潜伏期間って何?

そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

分からない方のために
そもそも潜伏期間とは?
というところから、まずお話ししていきますね。

 

潜伏期間とは

よく、映画やドラマなんかで
「このウイルスの潜伏期間は~」
みたいなシーンがあるかと思います。

で、これって何なのか
ちゃんと気にしたことってありましたか?

なんとなくは、知っていたかもしれませんが
改めて、潜伏期間について、おさらいしておきましょう。

 

潜伏期間とは、身体にウイルスが侵入して、
症状が出るまでの期間をいいます。

身体の中に侵入しても、すぐに悪さをせず
時間差で暴れるウイルスも、いるのですね。

 

よって、この潜伏期間中には
ウイルスに感染していることに気づかず
無自覚のまま、生活している可能性が高いのです。

こういった潜伏期間には、症状が出ないことが多いので
二次感染を防ぐのは、とても困難です。

潜伏期間とは

 

これで、ざっと潜伏期間については
どんなものか、わかったかと思います。

それでは、ノロウイルスの潜伏期間について
こんどはお話ししていきますね。

 

ノロウイルスの潜伏期間

ノロウイルスの潜伏期間
約20~48時間です。

場合によって、発症までの期間に差があり
早い人は、感染して半日で発症するケースもあります。

まあ、二次感染を防ぐという意味では
発症は早いほうが、ある意味ありがたいですが。。。

 

つまり、半日から2日は
無自覚で生活していることになります。

そのため、ノロウイルスの感染源となった原因が
時間差のため、特定しづらくなることもあるようです。

 

潜伏期間中に二次感染はおこる?

ノロウイルスは潜伏期間が、数日ほどあるので
無自覚に動きまわってしまうことも、珍しくありません。

ウイルスを持ったまま歩きまわるので、
心配になるのが、二次感染による感染拡大です。

 

ですが、ひとまず安心してください。

潜伏期間中は、ウイルスの排出が少ないので、
普通に生活していれば
二次感染が起きることはありません。

 

しかし、元々体力が低下している人
子供、お年寄りには、抵抗力が弱っているので
感染してしまう場合があります。

また、飛沫感染するので、
感染した人のくしゃみで、二次感染が起こる場合もあります。

ただし、発症してからの感染率よりは、少ない確率です。

ノロウイルスの潜伏期間での二次感染

 

さらに注意しなければならないのが
下痢や嘔吐で出てしまった、汚物の処理ですね。

この中には、大量のノロウイルスが含まれているので
うかつに触ってしまうと、感染する恐れがあります。

こちらは、適切に処理するようにしてくださいね。

 

ノロウイルス潜伏期間中の予防

さて、ノロウイルスに潜伏期間があると分かったなら
その間に予防することはできないのか
なんて、思いますよね。

 

残念ながら、潜伏期間中に予防するのは
症状が出ていないので、困難といえます。

特にノロウイルスの代表的な症状は
嘔吐・下痢症状で、後期症状にあたるため
初期症状の発熱では、気づかない場合もあります。

熱っぽいと思っても
風邪や疲労のせいかと、勘違いしてしまいますものね。

 

症状がでても、体力のある人は
重症化することなく、治癒してしまうので、
気づかない間に、感染を広げている可能性があります。

感染者が感染を予防できないなら、
二次感染で被害をうけないように
自分で、ノロウイルスの予防をするしかありません。

 

ノロウイルスは、その特性として
乾燥と低い温度を好みます。

 

ですので、

  • 普段からマスクを着け、
  • 手洗いうがいを徹底する
  • 他の人と同じタオルを使用しない

などの予防が必要となります。

 

まとめ

毎年、たくさんの感染者がでるノロウイルスですが、
重症化してしまうケースは、かなり稀です。

ノロウイルスの症状で重症化してしまう人は
体力の落ちている人が多いので、
日ごろから、免疫力をつけておくことが大切です。

そうすれば
ノロウイルスも潜伏期間中に治ってしまう
ということも、珍しくありませんからね。

 

先ほど説明したように
ノロウイルスは潜伏期間があるので
もう既に感染していたり、感染者が近くにいるかもしれません。

少しでも体調が悪いと思ったら
それは、ノロウイルスの潜伏期間かもしれないので
徹底的な予防や、治療をするようにしたいですね。

 

冬は乾燥で、ウイルスが増えているので、
湿度には気を付け、
マスクなどでノロウイルスの予防をしましょう。

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