医学 花粉症

花粉症にお酒は悪影響?その理由とおすすめの酒は?

花粉症の症状が出てくるシーズンは
お酒を飲んではいけない
なんて言われることが多いです。

お酒に含まれるアルコールが
花粉症の症状を悪化させてしまう
ということなんですね。

花粉症とお酒の関係

 

ですが、どうして花粉症に対して
お酒のアルコールが、悪い効果をもたらすのでしょうか?

また、花粉症のときでも
大丈夫なお酒の飲み方はないのでしょうか?

 

お酒好きなら、いかに花粉症といえども
なるべく控えたくないですよね。

ということで
お酒の花粉症への影響や飲み方について
調べてみました。

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花粉症にお酒がダメな理由

花粉症の症状に、お酒が悪影響を与える
というのは、民間療法的な迷信ではありません。

ちゃんと医学的な根拠があるのです。

 

その根拠というのが
お酒のアルコールを摂取したあとの肝臓の働き
に関連があるのですね。

お酒を飲んだ後
肝臓は、アルコールを分解するために働きます。

この時に、「アセトアルデヒド脱水酵素」
という酵素が働くのですね。

 

お酒を飲んで、このアセトアルデヒドが働くと
ヒスタミンが分泌されます。

この分泌されたヒスタミンには
アレルギーの症状を誘発する効果があるので
これが花粉症のアレルギー反応を引き起こしてしまうのです。

 

アルコールに強い人は
弱い人に比べて、アセトアルデヒドが活発に働かないので、
幾分かはマシではあります。

とはいえ、まったく花粉症に影響がないわけではないので
花粉症の自覚があるのなら
このシーズンは、お酒を控えたほうが無難でしょう。

 

花粉症でも大丈夫なお酒はコレ

お酒が花粉症に良くないとはいえ
完全に我慢できるか、と言われると
そうではない人が多いのでは?

特にお酒好きの人になると
飲まないことでストレスが溜まってしまい
逆に、別の病気にかかってしまうかも(笑)

そこで、花粉症の時におすすめする
お酒の飲み方について、ご紹介します。

 

花粉症の時には
ポリフェノールを摂取すると
症状の緩和に効果的だと言われています。

そのため、花粉症にコーヒーが効果がある
なんて、言われることもありますからね。

 

このポリフェノールを多く含んでいるお酒は
御存知の通り、ワインです。

特に赤ワインには、ポリフェノールがたっぷり含まれているので
花粉症にも効果があります。

 

とはいえ、ワインのアルコール度数は
10度強もあるので、お酒の中でも高い方になります。

そこで、おすすめするのが
ホットワインとして飲む方法です。

 

ホットワインにして飲めば
ワインのアルコールも、いくらか飛ぶので
アセトアルデヒドを働かせずに、飲むことができます。

さらに、シナモンやショウガを入れれば
身体を温める効果も出るので
より花粉症の予防に効果を発揮してくれます。

 

ホットワインの簡単なレシピについて
紹介した記事を書いていますので
そちらを参考に、作ってみてくださいね。

 

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まとめ

花粉症のときに
お酒のアルコールを分解させようと
肝臓を働かせるのは、マイナスです。

アセトアルデヒドの副作用で
花粉症の症状を悪化させてしまいますからね。

 

どうしてもお酒を飲みたいのであれば
ホットワインのような
花粉症にも効果のあるお酒にしましょう。

 

とはいえ、ホットワインもアルコール分があり
まったく花粉症にマイナスがない
というわけではありません。

くれぐれも、花粉症シーズンは
お酒を程々にしておいて
症状を少なく抑えましょう!

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