女性の職業の中で憧れる人が多いのが
客室乗務員という仕事ですよね。
キャビンアテンダントやCA、スチュワーデスとも呼ばれ
飛行機に乗り込んで、乗客の誘導やサービスを提供する。
カッコイイ女性としてこの客室乗務員を挙げる人も
結構多いのではないでしょうか。
そんな客室乗務員ですが、日本の各航空会社では
全体の何割かを契約社員として雇ってます。
コスト削減が契約社員制度を導入した理由だったのですが
ANAこと全日空ではこれを20年ぶりに廃止し
全CAを正社員にすると発表しました。
しかし、コスト削減を理由に制度を導入といいますが
そもそも客室乗務員の場合
正社員と契約社員ではどれくらい年収に差があったのでしょうか。
客室乗務員、正社員と契約社員の年収
CAの年収について
正社員と契約社員のものをそれぞれ調べてみました。
ちなみに各航空会社によってバラつきはあるようなので
今回は全日空についてを調べています。
まず派遣社員の年収ですが
こちらは約300万円程なのだそうです。
CAという職業の特質上
月収はフライト時間数によって変わるので
20万円~30万円くらいを推移するのだとか。
対して、正社員の客室乗務員はどうなのか。
これはなんと平均年収で500~600万円。
それも年に2回の賞与付きです。
この金額は勤続10年の方のデータですが
やはり長く勤めるほど収入は多くなるようですね。
この比較を見ると
客室乗務員の正社員と契約社員の年収の差は
ほぼ倍に近いレベルになっているようです。
これを是正して、実質の賃金増額を行うわけです。
単に年収だけのことではなく
正社員になることで福利厚生などのコスト増にも繋がるでしょう。
その結果、勤続年数も長くなり
乗客に対してのサービスの質は向上すると思います。
その反面、人的コストの増加を
乗客の運賃などに上乗せするのではないか。
そういった不安視する声が上がっているのも事実です。
LCCなどの安い航空会社が参入してきている今
格安のサービスと質の高いサービスという
二極化の時代に入ったのかもしれませんね。